ごきげんとり

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その1
プゥコ、ヒステリーで私をさんざん叩いて、
しばら~くしてから。

プ「今ね、お母さんが作った
 ネコネコネコカのショージョネコって思い出したの。
心の中で歌っていたのよ。だからいいでしょ。許して。」

私「え?なにを?なんかしたの?」

プ「さっき、お母さんをぶったこと!許して。」

その2
パパに寝る前の絵本を読んでもらうことになった。
その時、プゥコは東京ハイジのはみがきのうたの絵本をセレクト。
わたしは仕事中。
プゥコが寝室から大声で呼びかけてきた。

プ「おかーさぁーーん!聞いてる?
  プゥコねー、絵本、東京ハイジにしたのよ!」

私「そうなんだ!うれしいな。」

プ「東京ハイジの絵本にしたんだから、
  プゥコに、早く寝なさいって言わないで。」

な、なんか…なんかさぁ。
そりゃ、うれしいけどさぁ。
お母さんの作品は免罪符じゃないんだけど。
でも、その浅はかさが憎めないね。