夢のキッザニア大レポート

めったに電車のらないもんだから、ドタバタでした。

めったに電車のらないもんだから、ドタバタでした。

この日のために、毎日の夏休みの宿題やドリルをがんばってきたごろな。1ヶ月前に予約し(それでも定員間近だった)、コウメの保育園も予約し、朝の電車でラッシュにもまれないように朝ライナーのチケットまで買って。キッザニアの公式サイトで、地図をプリントして、どのお仕事をやるか決めて、準備万端。5時起き、6時半のバスで駅まで。

そして、やってきました!!ららぽーと豊洲…!

遠かったよー>< そんで、もう午前の部始まってたよー>< 10時からだと思ってたぁ。なんなんだ私の事前リサーチの甘さ! 入り口は、飛行機の搭乗口風になっていて、客室乗務員の制服のお姉さんが受け付けしてくれます。説明書を2枚ほど渡されただけで、あとはキッザニアの町に放り出されるので…えぇっどうやってなにをどーすればいいの…!?こんな人混みで…!?と、一瞬ぽかーん。 目の前を、カンカンカーンと音を鳴らして消防車が通っていきます。チビたちが乗ってる、乗ってる。こんだけの人混みの中、しょっちゅう救急車や消防車、宅配の車がぐるぐる走ってるんだから、もう、ごったごたです(しかも道は狭い)。ひー。 が、キッザニアの素敵な街並みにごろなは大興奮。 ちょっと薄暗いんだけど、これは、夜の設定なんだそうですよ。 それより、仕事を見つけなくては…!ごちゃごちゃの街の中を、ごろなの手をひいて、歩く、歩く。遊べるのは3時までで、4時からは午後の部なのだ。あせっちゃうよ。出遅れたし。 超絶人気お仕事「お菓子工場」はとっくに本日の受け付けを締めきっていました。森永ハイチュゥを作るんだって。(このアクティビティのために、6時間並んでる人たちも…)。 でも大丈夫、それはハナから目当てではないのです。 真っ先に向かったのは、病院の新生児室での赤ちゃんのお世話。ごろなが一番やりたかったのがこれね。ここもまぁまぁの人気で、60分待ちになっていました。 [caption id="attachment_428" align="aligncenter" width="400"]ここでは子どもは大人扱い。つい手を出してしまう親は怒られます。 ここでは子どもは大人扱い。つい手を出してしまう親は怒られます。[/caption]

アクティビティはたいてい事前に予約しないと入れなくて、30分待ち、60分待ち、とオモテの看板にかかれています。30分待ちの仕事はすぐ順番が回ってくるので、こういった「やや人気お仕事」を次々こなしていけば、キッザニアは十分満喫できる…ということが、だんだんわかってきました。

これが、超人気の「お菓子工場」「ピザ工場」の予約となると、150分待ち、だったりする。

で、予約は1コしかとれないので、この150分の間、他の、時間内に終わる仕事をうまく見つけて待ってなくちゃならない。

なので初心者は、ともかく待ち時間の少ない仕事をどんどん入れていくのがベストのようです。どのパビリオンもちゃんと全部楽しいし、子どもは満足するから大丈夫。捨てパビリオン無しだよっ!

菌研究者。赤痢菌を顕微鏡でのぞいてます。この後、ヤクルトを飲みながら会議(笑)

菌研究者。赤痢菌を顕微鏡でのぞいてます。この後、ヤクルトを飲みながら会議(笑)

お菓子工場とピザ屋はあきらめらたほうがいいかも。

大人は、お仕事している子どもらをガラス越しに写真を撮ったり。どのパビリオンが狙い目か(待ち時間が少ないか)探したりして時間をつぶします。中学年以上だったら、子どもだけ置いて、ららぽでお買い物も出来るだろうな。アナログ時計が読めて、集合時間まであと何分、の計算ができる年じゃないと置いてはいけないねー。

ごろな「ここで友だち作るんだ!」ってニコニコしてる。ごろなって友だちの作りかた上手いんだよなぁ…垣根低いから。うらやましい。

ガラス越しに見る子どもたちが可愛いんだよねー!!声は全く聞こえないんだけど、みんな真剣そのものの顔で、ちゃんとスタッフの言うことをよーく聞いてる。ゴネゴネして暴れてる子なんていない。自分たちだってまだ小さいくせに、いっちょまえに白衣着て、新生児のお世話してる姿なんて、うるっとくること間違いなしです。これが大人のキッザニアの楽しみなんだろな。

新生児選びですごい迷ってたごろな。みんな同じ人形だよ!

新生児選びですごい迷ってたごろな。みんな同じ人形だよ!

お仕事は30分ほどで終了。一度に体験できる人数は4人〜多くても10人ほどなので、結構、じっくりと楽しめるんではないでしょうか。

スタッフはどんなに忙しくても、子どもが話しかけてきたらちゃんと耳を傾けるし、敬語を使う。キッザニアでは子どもが大事にされてる、子どもが主役なんだっていうのが伝わってきました。普段家じゃ「うるさい」「早く宿題しなさい」ばっか言われてんだもんね。スタッフの真摯な態度に、感動するとともに、自分を反省しました…。

さて、目玉だった新生児のお世話も終り、お昼に近づくとみんなが食べ物パビリオンに集中します。モスバーガー、ドンク(パン屋さん)、キッチンスタジオ…お仕事してお金(キッゾ)がもらえる上に、美味しいものも食べられるんだ!!と、がめついごろなは鼻息ゴー。

待ち時間15分のキッチンスタジオでおにぎりを作り(でもあれは家でもできるからなぁ〜と後からごろなが言ってましたが)、次のジューススタンドの仕事予約をしてからベンチで急いで食べて。。そう、キッザニアではゆったり昼飯なんて食べてられません。次々と仕事の予約を取って、その待ち時間にかっこむのです。

持ち歩くうちにちょっとボロくなったけど、美味しかった。今日は「お米」がテーマとのこと。

持ち歩くうちにちょっとボロくなったけど、美味しかった。今日は「お米」がテーマとのこと。

モスバーガー(モスバーガー作れるよ)も最初はかなり人気でしたが、お昼時間をすぎると、意外と待ち時間が短くなる。5分待ちで入れました。一方、午前は不人気だった八百屋さんは、午後は45分待ちになってたりね。時間帯で結構、変動します。銀行も、午前は超混んでるけど、午後は数人しか並んでません。

モスバーガーを作ったところ。

モスバーガーを作ったところ。

この日、ごろながこなしたお仕事はなんと6つ!開園後に入っちゃったし、3つできればいいほうだと思ってたので、良かったー。

たまったキッゾは、預けてもいいし(JCBや三井住友の立派なカードもらえます)、キッザニアのチビ三越でお買い物もできる。ごろなも、キッゾを握って意気揚々と三越へ。ここも子どもしか入れないので、親たちはやきもきしながらガラスにへばりついてます。入り口で「早く!」だの「つぎ来たときまでとっとけば!?」など叫びながら。大人、うるさいっての。ねぇ。…って私もだよ!

パビリオンによっては「子どもに話しかけないでください」って書いてあったりします。

ここは子どもが主役なんだもんね。

…で、さんっざん迷ったあげくごろなが買ったのは、たいやきの消しゴム(笑)

6つ仕事こなして、80キッゾ。消しゴムは50キッゾ。本当は、コウメに木のスプーンを買ってあげたかったそうですが、それが110キッゾもしたんだって。残念がってました。

あんこはみだし中

あんこはみだし中

驚いたことに、10000キッゾの地球儀や天体望遠鏡とかも並んで売ってる。えーとぉー1つの仕事のお給料が大体8キッゾとしてもー1250も仕事こなさないと買えないのよ。…さすが、高級デパート三越だよねぇー!!

プロレタリアートめ!一生かかっても買えないぜ!

プロレタリアートめ!一生かかっても買えないぜ!

そのときごろなの目がギラリと光ったのを感じました。「…ごろな、もっと稼ぐ!!」
でたー!ガメツい性格むき出しー!

最後は、ぎりぎりでダイワハウスのアクティビティに入れました。ここ、見た目も地味だし、午前は定員に達してなかったのですが、後でごろなに聞くと、本日のお仕事体験の中で一番楽しかったそうです。だから一見不人気に見えるアクティビティもどんどんこなしていくべし、です。

終わったのは3時すぎ。

ともかく、待ち時間もほとんどなくビッチリと遊べたのが良かった。

キッザニア!!!うん、楽しかった!!私は立ちっぱなしで腰が疲れたけど。あとキャラクター可愛くないけど。スタッフの皆さん頑張ってるし、子どもの目がキラキラだもんね…!完璧に自分たちが主役だから。

もう大満足でしょ。帰り道でごろなが「キッザニアっていくらかかるの?」と聞くので「7000円ぐらいだよ」と言うと、仰天。「ごめんねーごろなのために…」だって。いーんだよ。この日のために勉強頑張ったんだもの…。あと、ごろなちゃんにって、親戚のおばさんにもらったお金も使ってるから、さ…。

ご飯やらコウメの保育費やら交通費で、軽く1万は超えてますが。まぁ…数年に一度と思えば…ね。(ごろなは冬休みもおねがーいと言ってるけど)

さぁ。この夏のビッグイベントも終了。

あと2週間で夏休みが明けます…!

家に戻ってから、「キッザニアに他にあったらいいと思うお仕事ってなに?」と聞いてみた。

家に戻ってから、「キッザニアに他にあったらいいと思うお仕事ってなに?」と聞いてみた。