鶏肉の日は涙の食卓

手羽先とかやき鳥とか食べているとプゥコにねだられる話がある。

プ「お母さんのおじいちゃんがニワトリ食べたお話しして。」

私「えぇ〜またぁ?絶対泣かないでよ。
  お母さんが、お祭りの縁日でヒヨコを買って来て、
  大切に育ててたって話だよね?
  大きくなって、ある日、お母さんが学校から帰ってきたら、
  ニワトリがいなくて、逃げたのかな?と思ったら、
  おじいさんが食べてしまってたんだよねー。」

プ「プゥコ…、そのお話聞くと、すごくかわいそうになってきて…
  うわぁあああああああああああん。」

あーまた泣いた。
この話で、何回でも本気で泣けるらしい。

当時は私もすごくショックだったけど、
おじいさん、あの時、ニワトリ食べてくれて良かったよ。
こんなにプゥコに喜んで(?)もらえる伝説になったからさ。
普通、孫の大事にしているニワトリを黙って食べたりしないと思うけど、
その残酷さがこの話のいい味になってる。
今は感謝しかない。

(ちなみに、昔、うちには大きな鶏小屋があって
 鶏を一度に100羽ぐらい飼育していたので、
 祖父にとって鶏を絞めて食べるのはごく普通のことだったのです。)

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去年の送り火。お盆だし墓参りして感謝してこようーっと。