うちの天使と悪魔

ためたコーンで何するかと思えば…

ためたコーンで何するかと思えば…

私「ごはんできたよ」
コウメ「ほんとーにっ!?」
私「…うん、ほんとうに」
コウメ「わぁーいわぁーい!ありがとう!ありがとう!ありがとぉー!」

そして、家族みんなのフォークやスプーンやはしを
一生懸命テーブルに並べ始める。

コウメ「おねいちゃぁーん!お、はん(ごはん)よぉー!」

…だらだらと寝ながらテレビみてるごろな…。

コウメ「おねいちゃぁーーん!!お、はん、よぉー!はやくちてー!」

…しぶしぶテレビを消してテーブルにやってくるごろな…。

コウメはいそいそいと自分のいすにちょこんと座る。

ご飯を見るなり「わぁーっおいしそぉ〜!」
一口食べるごとに、
「おいしいーっ!おいしいねーっ!」
「おねいちゃん、おいしい?コウメおいしいっ!すっごくすっごく!」
と、どんな手抜き料理でも、
満面の笑みでパクパクするのがコウメ。

あーびっくりした!天使ちゃんかと思った!

ハイ、一方ごろな。スープに入った具材をいちいち取り上げては
「…ねぇこれなに?」
と、疑り深く確認してから、ようやく食べ始める。
パンはこっそりちぎっては、指に巻いてるし、
コーンは口の端から、ポンポンとばしてテーブルのすみにためておき、
後から、歯にはさめたり、ハシのさきっちょにつけたり…。
(全部ばれないと思ってやってる)

あぁああぁああもぉっぉお
悪魔かと思った!!
akumasono2

上。薄く切ったリンゴでブラッシングし始めたところ。

下。目玉焼き作ったら、全然食べないから、なんで?と聞くと
「だって…たまごの実力が出すぎてるんだもの…」だって!
半熟たまご→たまごの実力が出過ぎ
って…。

ということで、翌朝は、実力の出てない目玉焼きを作ったのですが
これも結局半分しか食べなかった。

残りはぜーんぶ、コウメがたいらげました。