こわいアニメ

プゥコ

8才の子にとってはかなりこわいアニメ
「電脳コイル」を最近ずっと2人で観ていた。
簡単に言うと、電脳メガネをかけた子供達にしか
見えない世界でおこる都市伝説
「あっちの世界の生き物が子供をさらっていって、
 こっちに戻れなくなる」みたいなオカルト系アニメ。

あまりに怖がるので
「もう見るのやめよう」って、
何度も提案したのだけど、最後までみたい、と言う。

物語は終盤にさしかかり、
大人でも背筋が凍るようなシーンが連続した時。
本当に体をブルブル震わせてみているので、
トラウマになるんじゃないか、と心配したけど、
終わると、プゥコの顔がなぜか晴れ晴れしていた。

菩薩のような微笑みを浮かべながら、
「プゥコ、アニメをみていてわかったことがあるんだ。
 人間はね、死ぬまでにたくさん楽しいことをすると、
 死ぬ時も、あぁ、あの時楽しかったなぁって思えるの。
 だから死ぬのが怖くなくなるの。」

そんなメッセージが受け取れるアニメだったっけ!?
いやいやいや…。

「だからね、もうプゥコ、人間のこと嫌いっていうのやめた。
 それより、自分が楽しくわらって暮らすの。
 今までの自分を反省したの。」

あまりに怖すぎて、限界までいってなんか突き抜けた感。
これって、アリなの?ナシなの?