ごろなの正論

ネタが面白かったら1個1円で買うよ。 って言っといた。

ネタが面白かったら1個1円で買うよ。
って言っといた。

ごろなって普段、下品でバカなことばかりやるし、お調子者で、見るにつけ、これが私の娘か…ってガックリくる。でも、ときどきやたら鋭い洞察力で正論をぶつけてくるときがあって。それはそれで、クラっとくる。

友達と遊んでてモメごとが多いを目にすると、もー平和主義の私はすぐイライラしちゃって「なんでさー相手に譲らないの?もうちょっと自分をおさえる努力を…」ってまたいつものようにグチグチ言い始めるんだけど、

ごろなはキッパリ。

「なんでって?だってごろなは、思ったことは言いたいからだよ。相手につたえたいんだ。じゃぁかかはさ、思ってることを言わないで相手に全部ゆずって、すぐに黙っちゃう子と、考えを正直にしゃべる子と、どっちがいいの?」

「ごろなは、後からひそひそばなしとか、いやなんだ。だから、いやだったら、いやだよって、そのとき、その子に言いたいんだよ。」

いや…あ…はい、そうですか……。
えーとこれってほめるポイントだっけ…。

ごろなって心の中に一本柱がズドンとたってて、
私がそこに何度張り手しても、ロープで引っ張っても、その柱は倒れないのです。

だから…なんかあったとき親の私にできることったら
すみませんうちのバカ娘が、って、平謝りすることぐらいなんだろなぁ。
って最近思う。

でも、こちらの不安とは裏腹に、かなりひどいケンカの翌日でも
ケロリと同じ子と遊んでるたりするから、今のとこセーフ…なのかなー…。

先日もごろなの友人のお母さんに
「学校から呼び出しされないだけマシじゃないですか!優秀ですよ。うちなんて…」
と励まされた(!?)ところです。

さて長くなりますが。

先日、料理にこだわるパパがちょっと高級な「薄口醤油」をアマゾンで1本頼んだら、間違えて1ダース届いちゃったんです。私は内心「ラッキー!友達にでもあげよう」と思ってたのですが、パパはすぐアマゾンに連絡して送り返すことに…。

するとそれを知ったごろなが「なんで返したの?」と。

私はすかさず、(本心をかくして)「間違えて届いただけだから、返すのは当然でしょ。パパは正直だったんだよ。ほら!こないだ教科書に出てきた、金のオノと銀のオノの正直なきこりみたいなもんだ。」と、得意になって諭した気分になってたんですが、

ごろなが「…でもあのきこりは最後には全部のオノをもらったよ。」ってね。

そうですか……。

そんなごろなに、自作の4コマ漫画を10個1円で売りつけられようとしているこの頃です。