またごろなの机の中

宝箱!

宝箱!

また参観日。
参観日って1学期ごとに2回あるんです。
3年になって把握できてきた。

で、そのたびに、ごろなの机の中の地獄絵図に戦慄するんだけど、
今回は一週間前からネチネチくどくど言い続けたおかげか、
「ちゃんと片付けたよ!参観日来ていいよ!」と自信満々のごろな。

授業が終わって、懇談会も終わったあと、先生が
「机の中見てみてください〜」と言うので、
お母さんたちが自分の子どもの机をガサゴソと物色し始めました。

ごろなの前の席の女子のお母さん。
「あらあらこんなに散らかして…」と、
折り紙が数枚つまったお道具箱を片付けている。
「困ったわねー……」と、言いながら、
私があけたごろなの机の中をチラと見て明らかにギョ!!っとした。

あら不思議。
ごろなの机の中身を出したら
漫画みたいに「ぶわ!」っと効果音がなったよ。
ポップコーンみたいに、ボカボカととびだす鼻紙!
お道具箱の尻で何度も突かれてぺっちゃんこになった
テストの数々。5月に親に渡す予定だったプリント…。
…そして、うすよごれた靴下のかたわれ…。
なぜかタンクトップ……。

そこに先生が通りかかって思わず私は
「す、すみません!!」と謝っていました。
「だいじょうぶですよーごろなちゃんの机は、いつも見慣れてますから(笑)」

そして、ぞろぞろと見物にくるお母さんたち。

「これ…女じゃないっすね!」とまで言われたよ!あははははははははは
「そーなんです、女じゃないんです」って返事したけども。

そのまんま、ごみごと、まるごと、バッグにいれて持ち帰らせました…。

私の機嫌が数日底辺だったのは言うまでもありません…。

最近よく言われるのが
「ごろなちゃん見てると安心するわー」です。
うちよりひどいのがいるんだ〜って。
怒られても辱められても、全くメゲずにケロリとしている。

0点のテストを発見して私がおののいていると
「あれっおかしーなーどっかに丸があるはずだけどぉ?」
と一生懸命ない丸をさがしていたり。

…ちょっと…どうやってこんな豪傑で雑な女が育ったのか、
自分のこれまでの9年間を振り返ってみますね…。