参観日リベンジ

プゥコ

前回、うっかり、人生初の授業参観日を逃した私。
そしてプゥコに、お母さん死んじゃったかも!と思われていた私。
その時の話はこちら→参観日
ありがたいことに、リベンジの機会が早くも巡ってきて、
昨日、第二回授業参観日に、無事に参加できました。

親として授業をみるなんて、生まれて初めてだからね!
幼稚園のは、授業じゃなかったからね!
もう、ワクワクのウキウキで行ったというわけです。
ちゃんと口紅も塗ってね。
だって、参観日って、お母さん達が
ちょっとめかしこんでくるのが、醍醐味でしょ。

授業は算数でした。
プゥコが時々後ろを振り向いたりするので、
こっちも参観日気分盛り上がるぅ〜!ふぅ〜!

子どもたちが、はじめて「足し算」を知る瞬間に立ち会っている!
と、感動のあまり足をプルプルさせながら参観していたのですが、
(長時間立っていてつらいというのもあったが)
先生が何度も「わかる人」と挙手を求めているのだけど、
プゥコが、一向に手をあげる様子がないことに気付きはじめた。

手をあげるどころか、算数マグネットを1個、教科書にのせ、
紙をはさんで、下からもう1個のマグネットを使ってあやつっている。
私はだんだんイライラしてきた。
「こら!遊ばないの!」と声をかけたかったが、グッと我慢だ。
「わかってるなら手をあげて!」と言いたかったが、これもグッと我慢だ。
終業ベルがなった瞬間に、初めて思い出したように手をあげていたが、
授業はあっけなく終わってしまった。

帰ってから、もちろん、お説教タイム。
マグネットで遊んでいたことをたずねると、
「あれね、プゥコが発見した遊びなの!不思議なんだよ!
 さわってないのに、動いてるみたいに見えるんだよ!」
と、目をキラキラさせている。
ま、まぁ、あの仕組みを発見した時は、私も興奮したものだった…。
たまたま参観日に発見してしまったのでは、しょうがないか。

次に手をあげないことをたずねると、
「あぁ、あれは、プゥコには考えがあるの。
 他の子は、いつでもなんでもすぐに手をあげるんだよ。
 でも何回あげても全然あててもらえないの。
 だから、プゥコは、本当にこたえたい時だけ手をあげるの。
 そうすると、必ずプゥコにあたるんだよ!
 そういう作戦なんだよ。」

うーむ。
思った以上にプゥコが策士!
びっくりして、感心するしかなかった。