自分と相談

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大切にとってあるポケモンのシール(雑誌の付録)を
どうしてもどこかに貼りたくなったらしいプゥコ。
私のところにやってきて

プ「どーしても貼りたいんだけど、もったいないよ。
  どうしたらいい?お母さん。」
私「そんな大事なこと、お母さんは決められないなぁ。」
プ「でもぉ!どーしても使いたいの。それとももったいない?」
私「自分と相談して。」
プ「わかったー。」

そういって寝室へ消えたプゥコ。
しばらくして戻ってきて…。

プ「自分と相談してきたよ。どっちでもいいって言ってた。
  だから、どうしよう。ねぇ、お母さん。どうしよう。」
私「どっちかに決めなきゃ。だからもう一度相談しておいで。」
プ「わかったー。」

またまた寝室へ消えるプゥコ。
帰ってきて。

プ「今、お休み中だって。」
私「じゃぁ、お休み終わったら聞いてみて。」
プ「でも、ずーっとお休みするんだってよ。
  だからお母さん決めて!」

優柔不断が何人集まっても何も決められないってことね。
ていうか、もう一人の自分って、寝室にいるの?