遠くない未来にやってくるひとりの時間

数日前から風邪気味で、30分置きに泣くんだ!咳き込んで吐くし!こりゃーご褒美が必要だな私に…。

数日前から風邪気味で、30分置きに泣くんだ!咳き込んで吐くし!こりゃーご褒美が必要だな私に…。


仕事で知り合った人が、友だちになることってあるんです。数人ほど。

会社ではもう偉い方で、私より先輩なので、友達、なんて失礼かもしれないけど。

昨日は久しぶりに、その先輩とお話できた。

T先輩としよう。T先輩は、都心で働くバリバリのキャリアウーマンで、仕事を続けながらふたりの男の子を育て上げた、ってこれって、ひとことじゃ片付かないほど、すごくすごく、大変なこと。

そして今、そのお子さんは、もうふたりとも大学生。深夜のバイトもしている。友達の家に泊まることもしょっちゅう。

T先輩はおっしゃる。
「子どもがちっちゃいうちは、あれこれいちいち、夫婦ってぶつかると思う。
やらなきゃいけないことが多すぎるから。
でも状況はどんどん、変わるから…!びっくりするほど、変わるよ。嘘みたいに!
今なんて、私が家に戻っても誰もいないもの。
ご飯も、それぞれバイト先で食べてきたり、自分で買ってきて食べたり。
平日はほとんど会わないぐらいよ。」

だって。
「それってどんな感じですか?」と聞くと
「不思議な感じー!」
だそうです。

あんなに、仕事家事育児に追われて、頭カリカリさせてた日々は何だったの?ってなる日が必ずくるって。

数時間おきに「かか!おっぱいちて!」とさけぶ一歳児と、「今日だけは宿題したくない」とランドセルを放り投げる8歳児を抱えている私からしたら…遠い未来の国の話みたいだけど。

T先輩。何時まででも残業できるし、出張できるし、休日どこに行ったって誰にも何も言われない。
見たい映画も見られるし、丸一日を自分のためだけに使える。

そんな日が、遠くない未来にやってくるんだって。
何時までに帰ってご飯つくらなきゃ、とか、子どもの明日の準備しなくちゃ、とか。
そういうのからすべて解放される日が。

そっか。

分かってても、こうして、経験者から話を直接聞くと、希望が見えてくるなぁ。

そして最後にT先輩はおっしゃった
「でも、今はものっすごい金がかかるよ!!」
…と。

そうか…それはそれで…怖いですよう。