お姉さんぶりを発揮する

苦渋の決断だったんだね

苦渋の決断だったんだね

久しぶりに、パパの実家に行ってきました。

親戚のチビたちは女子ばかり。チビマニアのごろなも、この日をとても楽しみにしていました。

4歳のおしゃまなアイちゃんと、1歳半のキリリとしたヒメちゃん。そしてまだまだ動物的なコウメ。この中では、ごろながいちばんのお姉ちゃんです。チビちゃんたちに囲まれて幸せいっぱいのごろな、とことん、ワガママを聞いてあげてます。あははは完全に奴隷だよ…。

近くに住宅展示場があって、その日は、キティちゃんのお顔の風船がプカプカと浮かんでいました。キティちゃんファンでなくても欲しくなるような、超可愛いヤツ!このご時世にちゃんとヘリウム入りだわ!いいなー欲しいなーとチラチラ見ていると、心の声が聞こえたんでしょうか…スタッフさんが「よければ差し上げますよ〜」と。私、食い気味に「い、いいんですかっ!!」

アイちゃんとごろなにひとつずつ、いただきました。やったね。

ふたりとも、嬉しすぎて、かなり興奮していました。

…が!問題はここからでした。家に戻ると、ヒメちゃんが「きぃーっきぃーっ!」と風船をほしがる。すぐにアイちゃんと取り合いのケンカです。あぁあっそうか。コウメはまだそういう感情、ないから、わかんなかったよー!ヒメちゃんの風船なくて、ごめんね…!!!

するとそのとき、それを見て迷いに迷っていたごろなが、自分の風船をヒメちゃんにあげたのでした。

ヒメちゃん、にーっと笑って、とてもご満悦のお顔。

あらあらまー。ごろなもおねーちゃんになったもんだわ!だってもう8歳、だもんねぇ!風船とか言ってる年じゃないもんね!

…でも、帰りの車で「ほんとはキティちゃん欲しかったんだ…でもヒメちゃんちいちゃいし、かわいそうだし…」と、涙ぐむのでした。……まだまだ、よのう。